2009年01月05日

新・刑事コロンボ 65話「奇妙な助っ人」

新・刑事コロンボ「奇妙な助っ人」
Strange Bedfellows / 1995[単発 65話]

マクベイ役のジョージ・ウェントが可愛い


牧場経営者マクベイが弟のテディを殺害。マクベイ役のジョージ・ウェントは、なかなかの存在感を見せました。大柄な体格が目につきますが、実は臆病そうでマフィアのボスに暴言を吐き付ける度胸もあったりして、とても可愛く描かれています。


また、レストランのオーナーであるロマーノを犯人に仕立てて殺害した後、「今、殺されそうになった」と警察に通報する時の顔が絶妙ですね。それにしてもマクベイさんは「スコッチ&ソーダでソーダ少なめ」を懲りずに連発するところは可愛いです。

残念な展開…でも、それが主題


「奇妙な助っ人」の邦題のごとく協力者を得て事件を解決しますが、こんな展開はこれが最初で最後。オチが「マフィアに殺されるよりも、殺人犯で刑務所に入った方がマシ」ということですが、33話「ハッサン・サラーの反逆」のイメージがちらつきましたね。さらに残念なのが、多少の暴力シーンがあり、コロンボ警部も殴られました。

捨て難い面も…


カリフォルニア尾長ネズミの話や、犯人を徐々に追い込んで行く駆け引きなど、意外と悪くない要素も多いことに気付きました。

みなさん同じビルでお仕事?


マクベイが種馬の契約をするビルは、66話「殺意の斬れ味」で、キンズレーとキャサリンが挨拶をするビルと同じです!。さらに後日発見しましたが、48話の「幻の娼婦」ですでにこのビルが登場していました。

 
監督:ヴィンセント・マケヴィティ
脚本:ローレンス・ヴァイル
出演:ジョージ・ウェント、ロッド・スタイガー etc.

加筆:2011年3月2日
 
 
posted by ぼろんこ at 22:37 | Comment(17) | 新シリーズ(46話〜69話)
この記事へのコメント
はじめまして。この話の 中に 何故か役名が変わってるのですが、クレイマー刑事に 良く似てる方が相棒刑事役で 出てたんですが、、クレイマー刑事の俳優さんでしょうか? 手元に残ってましたら 確認下さい。
Posted by よしひろ at 2011年02月07日 23:12
1995の作品ともなると、コロンボもかなり年配になってますね。クレーマー刑事役の俳優さんは「ブルース・カーヴィ」で、今回はブリンドル刑事として、出ていましたね。
Posted by ぼろんこ at 2011年02月08日 10:50
どうしてブリンドル刑事なのでしょうかね?
コメント有難うございました!
Posted by よしひろ at 2011年02月08日 12:28
The Bay Leafの公衆電話機、「故障中」と訳すべきなのになぜか「閉店」となっているのはご愛嬌。イタリア語がペラペラなはずのコロンボが分からないふりを貫いているのはやはり反社会的勢力と距離をとりたいため?でも結果的には彼らの暴力性を利用して自白を導いたことは否めない。コロンボ的には汚点でしょうね。
Posted by ころんぽ at 2011年08月28日 17:13
ころんぽさん、メッセージありがとうございます。公衆電話機の「閉店」の件は面白いですね!コロンボ警部の「イタリア語」については、42話「美食の報酬」で炸裂していますよね。でも、ここまでしゃべれるのもかえって不自然に感じました(笑)

お話の展開としては「臆病そうで=大胆不敵」な主人公(マクベイ氏)がこっけいに描かれていることが、救いとなっている気がしますね。
Posted by ぼろんこ at 2011年08月30日 09:49
たしか「仮面の男」や「大当たりの死」でもイタリア移民相手に堪能なイタリア語を披露していましたよね。そうそう、新コロンボの過剰なユーモアに違和感を覚えます。もし小池朝雄の吹替えだったらそぐわなかった気もします。
Posted by ころんぽ at 2011年09月03日 17:30
「仮面の男」は、今度チェックしてみます。「大当たりの死」は面白いですね。親戚の結婚相手にどうか…。というシーンは、ほのぼのしています。
Posted by ぼろんこ at 2011年09月13日 16:42
ジョージ・ウェントはショーの司会をこなすなどマルチな人物だそうですが、
この作品では終始ムスッとしてますね。

キャラも演技も文句なしでしたが、決め手の罠が明らかに罠でありすぎるのが何だかな〜

あと、晩年はピーター・フォークとジョージ・ウェントが一緒に写っている写真が何枚も残っており、親交が深かったことが伺えます。
Posted by タップおばさん at 2015年06月29日 21:51
タップおばさん、ジョージ・ウェント=不機嫌が、この作品のカラーになっていますね。太っているので、それも可愛く感じます。
Posted by ぼろんこ at 2015年10月02日 22:42
コロンボは、イタリア語が話せるんですか?、話せないのですか?。
このエピソードでは話せませんが、美食の報酬ではペラペラ話せていました。
一貫性が無いですね。

最後、暴力と精神的な圧迫による自白の強要ですよ。
証拠の銃の発覚で、結果オーライなんですかね?。
美しくない終わり方です。新シリーズは、こういうエゲツナイのが多いです。
やはり、殺人処方箋や別れのワインに戻ってほしいです。
銃を入手した質屋はどうなるんでしょう?。ちょっと気になりますね。
Posted by トレモニ at 2015年11月10日 07:30
新シリーズになって、コロンボの眼力はかなり落ちたな。
犯人との初対面で、即、犯人だという目星が付けられてない。
ブルーノ犯人説に、やや比重があったような趣がある。
なにせ、助っ人がいなければ犯人を捕まえられなくなった。
脅さなければ、犯人の自供を引き出せなくなった。
これはコロンボの老化なのか、劣化なのか?。
いやいや、筋書きに問題がある。
Posted by トレモニ at 2015年11月28日 10:44
イタリア語問題に参戦します。私もシリーズ全体としてイタリア語が話せるという設定になっており、ころんぼさんのコメント通りこの回では話せないフリを貫いたのだと思います。59話の大当たりの死で話しているのに、65話で話せないのはいくらなんでも変かと。マフィアの親分もそれに気づいており、チャオの意味まで聞き返したのには呆れて、「うせろ(ゲットアウトオブヒア)」と苦笑いしながら言ったのでしょう。(吹き替えではこの親分の科白はなぜか「そうだよ」となっていました。)チャオくらい日本人でも知ってますよね。他のコロンボファンのサイトでは、コロンボ程の人物なら話せない事にして捜査に利用する設定でもおかしくないとか、イタリア語がわからないと言っている時、「お前は犯罪者、俺は警官。 同じイタリア系というんじゃない!」という目つきをしているという人もいてなるほどなあと思いました。この親分、コロンボを最後に見送るときちょっと切ない目をしています。友達になりたかったんでしょうね。つれないコロンボ警部でした。
ところで最後のレストランでピアノを弾いているは番組最初のテーマを作曲したヘンリー・マンシーニでおそらく間違いないと思います。クレジット等にはでてきませんが
Posted by テッド at 2016年01月03日 22:15
 すいません、疑問に思ったので質問させていただきます。
ご存知のようにアメリカでは長さや重さの単位はヤード・ポンド法で
話すので、当番組の台詞も一部の例外を除いて日本語に翻訳する際に
メートル法に直しています(「祝砲の挽歌」で事故を起こした75mm砲は
元の英語でも「75mm」と言われていますが、これは固有名詞のようなものなので
ヤードに直さずそのまま言っていると思われます)。

 今回はネズミの体長を調べる時に「114mm」と言っていたので、元の英語では
どうせインチか何かで言っていると思ったのですが、コロンボがペンで
114と書いた?ので調べてみると、元の英語でも114mmと言っているようです。
アメリカでも科学や建築等の関係者にはメートル法でも通じるそうですが、
一般人にはメートル法で話しても感覚的に通じないそうなので、
今回のような状況で急にメートル法で話をするのは不自然に感じました。
これはどのような理由によるのでしょうか。
Posted by 首鼠両端 at 2016年01月06日 21:10
イタリア語問題ですが、どのエピソードか覚えていませんが、確かコロンボがイタリア語で話しているシーンがあったように記憶しています(私は吹き替えでなく原語版でシリーズを見ています)。

ファンとしては「話せないフリをした」と考えることにして、製作サイドについては、このイタリア語の問題とか、新シリーズで「プジョーの幌を下ろしたのは今回が初めて」というセリフがあったりとか(これも犯人との会話での話題づくりと解釈しましょうか)、どうも設定の統一性のなさが時に気になりますね。

まあ、こうしたことは多数の人が関わるシリーズものでは仕方ないのでしょうけど。
Posted by tempus fugit at 2016年01月09日 22:29
あんなチンピラの若造の口車で、20万ドルも賭けるなんておかしい。
それも世間を欺いているようなマフィアなのにね。
今日日は、裏の方々の方が遵法精神があり、表の人の方が怖いね。
Posted by トレモニ at 2016年01月10日 06:49
驚いたことがある。ロレインさんのこと。
「ブルーノはわたしと居たの」と、辛そうな顔をしてコロンボに告白する。
「ママには言わないで、バージンと思っているから」
またホテーリは「あの娘としては男と寝たとは、さぞ言い難かったことだ」
という。
バージンロードはバージンで歩くべきで、そういう当り前の考え方は、
アメリカ社会に根付いていると思った。驚いたことが恥ずかしい。
Posted by トレモニ at 2016年01月10日 08:00
前にNHK-BSで見た時は大嫌いな話だったんですが改めて見ると悪くないですね。
犯人の追い詰められ方がいい!それだけに解決の仕方が残念・・・
Posted by 倒叙形式万歳 at 2016年03月06日 11:09
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筆者ぼろんこが1970年代にNHKの総合テレビで刑事コロンボに出会った頃は小学生でした。それから30数年後の2009年にNHK BSで再会した時、その素晴らしさにあらためて感銘し、自分なりの解釈をブログに書きためるようになったのでした。