2009年11月02日

刑事コロンボ 30話「ビデオテープの証言」

刑事コロンボ「ビデオテープの証言」
Playback / 1975[第4シーズン 30話]

ある意味、すごい豪邸


電子工業の社長ハロルド・ヴァンウィックが義母を殺害。手を叩いたら「ドアが開く家」なども含め、数十年前に見た当時を懐かしく思い出しました。今であれば簡単なことかもしれませんが、当時の個人宅でビデオ監視システムを使って家を警備しているなど、恐ろしいほど生活経費をかけていたものです。

オスカー・ウェルナー


まずは何と言っても犯人役のハロルド(オスカー・ウェルナー)はGOODです。新しモノ好きで、子供のような性格に描かれています。それでいて、少し女好きでもありますね。私だけが感じるのかも知れませんが、顔がちょっとロック歌手のロッド・スチュアートとダブりました。

今回の再放送で彼の顔を見たとたん、「そうそう、この人、この顔!」って感じで、大はしゃぎしました。それくらい深いインパクトを与える俳優さんだと思います。

ジーナ・ローランズ


犯人の妻エリザベス役ジーナ・ローランズも流石の存在感で、とても美しく見えました。哀愁の漂う素敵な奥様を演じていたと思います。彼女は10話「黒のエチュード」で犯人の指揮者アレックス・ベネディクトを演じた大物「ジョン・カサヴェテス」の奥様。


凄い解決編、本当に文字まで読めるの?


解決編で、ビデオの映像を拡大して、そこに画廊の招待状が映っていた。というのは、どうも…。当時の解像度でそこまで読み取れますかね?オープンリールのようなかなり大きな記録メディアなので、そうなのかもしれませんが…ちょっと疑問です。(これについては後日、業界の方から「識別可能だ」とのご指摘を頂きました)

開けゴマ?


それに対し、銃声でドアが開いてしまったことを発見する着眼点は素晴らしかったですね。実際にピストルを発射して実験していますが、よく考えたら家中のドアが全部開くはずで、もっと大げさな状況になっていたのでは?とも…。ドアごとに感知のON/OFFをしていたのでしょうか? いずれにせよ、これらは足の不自由な奥様への愛情の証として考えられた装置であると思われます。

画廊の美人受付嬢に興味


ハロルドは知り合いの画廊に採用された新人受付嬢「マーシー」に興味を抱いていました(笑)この女優さんはトリシャ・ノーブル(Trisha Noble)さんです。


はじめっから、顔が笑ってます


計算された「笑えるシーン」もありました。それは画廊の場面。換気口をアート作品と勘違いするコロンボ警部の表情は「思わずにんやり」してますよね。自分でも、ちょっと笑っちゃっているでしょう、きっと。帰り際に照れながら「誰にも言わないでくれ」と、受付嬢マーシーに自分から失敗談を語ってしまうのも、コロンボ警部の人柄を上手に表現しています。

ラストは少し残念…


母親殺害の犯人が実の夫だったとわかり、妻のエリザベスが泣き叫ぶシーンでエンディングを迎えますが…少し残念。美しいコロンボ作品を好む私としては、声は不要だった…です。


ブロンソン巡査への疑惑


これもどうでも良い話なのですが、解決編で登場するブロンソン巡査。誰かに似ているな〜と思ったら、気になってしまって。6話「もう一つの鍵」で新社長に就任したベス・チャドウィックが「自分の方針に逆らうなら再就職を考えなさい」と脅される役員の俳優さんと似ています。


この俳優さんは38話「ルーサン警部の犯罪」でウォードのギャラをさらに上げることに反対するテレビ局の役員でも出演しています。

これがもし同一人物だとすると…「フランク・エメット・バクスター」という俳優です。2011年の12月に名前が判明いたしました。

監督:バーナード・L・コワルスキー
脚本:デビッド・P・ルイス、ブッカー・T・ブラッドショー

ハロルド・バン・ウィック:オスカー・ウェルナー
妻エリザベス:ジーナ・ローランズ
マーガレット夫人:マーサ・スコット

加筆:2014年2月28日
 
posted by ぼろんこ at 15:24 | Comment(37) | 中期作品(10話〜31話)
この記事へのコメント
>文字まで読めるの?
読めますよ。
アナログメディアは一般の想像以上の記録性能を持っているものです。業務用のオープンリールビデオテープともなればとんでもない容量があるでしょうね。設備が十分でない環境でならデジタル機器が便利ですが、設備が整った環境ならばアナログメディアが有利です。
…って、いうか本編の中で実際に引き伸ばして、案内状と重ねて見せる場面が映っているじゃあないスか〜;。
決め手になったのは『文字』ではなく画廊の『紋章』(マーク)です。
Posted by akuto at 2011年02月25日 03:56
akutoさん、コメントありがとうございます。

>「読めますよ。」
おぉ、そうですか!しかも、決め手は「画廊の紋章」でしたか、失礼いたしました。ヴァンウィック家の設備は、相当高品質なビデオ監視システムを導入していたと思われるので、自分が想像していたより、解像度は良かったのでしょうね。

>「本編の中で実際に引き伸ばして」
については、納得です。ありがとうございました!

逆転の構図の時は、どうなんでしょうね?ポラロイドカメラで撮影された写真をもとに、あれだけ引き延ばしたら、もっとピントが甘く画像が粗いんじゃないかな〜って、思いながら見てました。ドラマ演出上の表現で、はっきり見えるようにしている場合もあるのかなと。
Posted by ぼろんこ at 2011年02月25日 17:07
光学フィルムについては詳しくないけど、ポラロイドフィルムからでも引き伸ばしたらしい写真が飾ってあるのを、以前は写真屋などで見かけた記憶があるので出来ないことはないんじゃないかな。
ドラマの中でパネルにして見せた写真はなんか別撮りっぽい感じに見えなくもないけど、コロンボ警部が説明した状況は再現出来る様に思います。時間を確認するだけだし、あの時計も数字のない針だけの時計だったのもありますが。
Posted by akuto at 2011年02月26日 21:47
どういうわけかわたしはこの作品を何回みてもあきません。ハロルドが憎めなくて(首を傾けて喋る所など)テープの細工の場面も面白いです。殺しの序曲や死者のメッセージも良く見ます。作家のおばさんの仕草も独特で音楽もいいし。 やっぱりコロンボは50代くらいが一番よかったです。独特の色気があった・・(笑)。作家のインタビューも楽しかった。こだわりのありすぎる俳優だったみたいですね。コロンボずーっと好きです!
Posted by reiko at 2013年03月06日 10:26
reikoさん、お返事が遅くなりました〜。ハロルドさんは憎めないですよね、同感です。俳優のオスカー・ウェルナーはオーストリア出身で、残念ながら1984年に亡くなったそうです。本作のわずか9年後です。生前はたいへんお酒が好きだったようです。
Posted by ぼろんこ at 2013年03月15日 15:58
本日「ビデオテープの証言」に1票追加しました。
Posted by ぼろんこ at 2013年03月28日 16:24
この「ビデオテープの証言」ですが、ラストでジーナ演じる犯人の妻が泣き叫ぶというのは、実は副音声(英語)にするとまったく聞こえません。

これは日本語吹き替え版でのみの演出だったのです。

なんでこんな演出をしたのか、今となっては謎です。

「溶ける糸」のコロンボ激怒シーンはまだわかるのですが・・・。
Posted by るてなんと at 2014年03月05日 22:33
るてなんとさん、コメントありがとうございます。そうですか!吹き替え版しか見ませんので、知りませんでした。その演出は罪深いですね…とほほ。教えてくださって、ありがとうございました!
Posted by ぼろんこ at 2014年03月26日 11:08

こんばんわ♪


コロンボの画廊のボケは、最初見た時に、腹を抱えて笑ったのを覚えています(笑)
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、 

画廊の受付嬢、魅惑のエクスタシーを放っていますね(笑)

そして、銃声でドアが開くことに気付いたコロンボ・・あれは凄いですな〜〜(´ー`*)
夫人の記憶を頼りに、あそこまでわかっちゃうもんなんですかね(驚)

ラストの招待状のシーンも、一発で犯人の顔色が代わった所は斬新でした!
何よりも夫人の哀愁さ、泣き崩れる感じが
ある意味、最高の演技だったと思います^^


Posted by とっしーー at 2014年05月24日 22:02
「コロンボの画廊のボケ」は、シリーズ中で1位かもしれませんね(笑)ラストのシーンは10話「黒のエチュード」にも通じますね…奥さんが可哀想。
Posted by ぼろんこ at 2014年05月26日 11:17
はじめまして
先日、こちらの作品を見ました。
犯人役の方の、顔と、吹き替えの声がとっても合っていて、とてもいいですね。
そして、奥様は体が不自由なのに、お母さんも、旦那さんも失うことになり、コロンボで初めて、うるうるしました。
私の一番のお気に入りは、秒読みの殺人です♪
Posted by フリーディア at 2014年07月13日 12:05
「黒のエチュード」と比べてみても、やはりこの作品は重いエンディングです。

後ろのテレビ画面が沈黙の中で消え、そのままスタッフロールになる・・・。

犯人の妻は、犯罪加害者親族であると同時に犯罪被害者遺族となり、幕切れがこんなに重苦しい雰囲気を醸し出した作品は他にないと思います。


あの最後のコロンボ警部の表情は、他の作品では見れないほどにやるせないものでした。

奥さんの心情を理解しているからなのでしょう・・・。
Posted by るてなんと at 2014年07月15日 19:18
フリーディアさん>コメントありがとうございます。「吹き替えの声」同感です!!「山田吾一」さんですね!確かNHKの連想ゲームでも活躍されました。大好きでしたよ〜。「ビデオテープの証言」に1票、「秒読みの殺人」に2票入れておきますね!
Posted by ぼろんこ at 2014年07月15日 23:20
るてなんとさん>いつも、コメントありがとうございます。このエピソードって…美しいけど身体が不自由な奥様と、それを支えるご主人。に…見えそうで、実はダメ男。そして一線を越えたら、大不幸の始まり。真の優しさ…って何だろう?って考えさせられます。
Posted by ぼろんこ at 2014年07月15日 23:25
こんばんは。
またまた、ノベライズ版からのネタなんですが
ラストに素敵なセリフがあったんです。今手元にないのでうろ覚えなんですが、。
「彼女はどうなるんだ?ルテナント。まだまるで子供なのに」
「大丈夫ですよ。ルテナント。これで大人になったんじゃないかな。」

コロンボに対するルテナントは警部の階級
ヴァンウィックに対するルテナントもそう呼ばれるにふさわしいことがあったと、なんだったら忘れてしまいましたが、記憶しています。

その前の彼女の態度は、「いいえ、わたしには、夫が何を言っているのかわかりません。」という感じの沈痛な中にも冷静なものだったという覚えがあります。

なので、日本語版実写の演出は独自の解釈をいれた結果、残念なものになっちゃった、というのが、私の感想です。

うろおぼえ情報ですみません。
Posted by 真田紗奈 at 2014年09月06日 21:55
真田さん、コメントありがとうございます。ルテナント…の言葉のやり取り、素敵ですね。いつかノベライズ版も読んでみたいです!ありがとうございます。
Posted by ぼろんこ at 2014年09月16日 22:51
初めまして
いつも楽しく、興味深く拝見しております。
最後のシーンですが、妻のエリザベスは私のDVDでは泣き叫んでいない、と思い、日本語に切り替えると日本語音声にはコロンボの顏に切り替わったシーンでむせび泣く声が入っていました。日本独自の演出だったわけですね。
Posted by ウレオ at 2015年02月26日 15:17
「日本独自の演出」なのでした…。さらっとしたエンディングにして欲しかったです…(笑)
Posted by ぼろんこ at 2015年03月05日 21:37
黒のエチュードに続いて、二連投です^o^

真面目に書けば、コロンボが執念でハロルドのアリバイを崩すところが見どころでした。
それより、この作品はエリザベスを演じたジーナ・ローランズがえらく美人でまた見たい作品です。黒のエチュードのジョン・カサヴェテスの奥さんなんですね。
しっとり系の美人、やじろべえは好みのタイプかも。

Posted by やじろべえ at 2015年03月14日 23:56
やじろべえさん>コメントありがとうございます。ジーナ・ローランズさん、その役柄からも知性を感じますね。
Posted by ぼろんこ at 2015年04月30日 15:01
オスカー・ウェルナー扮する犯人が強く記憶に残っています。

義母が射殺されたビデオ映像を顔色一つ変えずコロンボに説明する犯人。よくよく考えたら物凄い神経の持ち主です。

あと吹き替えは、被害者の息子役がアニソンの大王・佐々木功さんだったり、
画廊のオーナー役には特撮の女王・曽我町子さんだったり、
この他も二階堂有希子さん、佐々木すみ江さん等、なんとも豪華なメンバーに感服しました。
Posted by タップおばさん at 2015年05月28日 22:29
吹き替え陣、豪華でしたね!
Posted by ぼろんこ at 2015年10月02日 22:27
笑えるほど最高に愚かな終わり方だね。
コロンボの傑作とは程遠い。
Posted by トレモニ at 2015年10月31日 20:18
たしかに内容を見るとコロンボのストーリー性を率直に考えるとエンディングの泣き声は一気に悲し過ぎる雰囲気になりコロンボが奥さんに酷ですが申し訳ございませんといった感じです、日本声優人の着色でしょうか。
Posted by コロンボ好き at 2015年11月16日 19:18
エンディングは…私の考えも、同じです。
それでもこの作品、全体に漂う雰囲気が好きです。
Posted by ぼろんこ at 2015年11月16日 20:43
お母さんが撃たれた後犯人が横を通るとき瞼がピクッと動いてるのと、ガードマンがモニターで犯行を見る前にお母さんが倒れてるシーンがカラーで映るのですが
テーブルの上に招待状があるのが不思議です 
Posted by BOZE at 2015年11月16日 22:21
犯人役オスカー・ウェルナー、ブラッドベリ原作のSF映画「華氏451度」のモンターグ役で強烈に憶えていますね。モンターグは繊細で自らの職務に次第に疑問をおぼえ、矛盾に苦しんでゆく姿をよく演じていました。このコロンボ作品では少し太り?顔つきは丸っこくなっていますがどことなく影のある、幼児性と冷徹さを併せ持った人格を感じさせる好演だと思います。
Posted by 南部煎餅 at 2015年11月16日 23:05
>BOZEさん

なるほど。
タイマーが作動してニセビデオが流れるときに、白い長方形の招待状が
あっちゃマズイですよね。
Posted by トレモニ at 2015年11月18日 21:31
>トレモニさん

確認ありがとうございます。
犯行のトリックをもう一度見てみよう と思って あれっ?と思った次第です。
録画してたからわかることで普通に見てたら、まず、気づかないと思います。
それにしてもコロンボは面白いです。
Posted by BOZE at 2015年11月19日 23:27
殺されたお母さんも「よござんすか」って言ってた。
コロンボ以外も言うんだ。
っていうか、セレブが言っちゃあいけないのでは?。
Posted by トレモニ at 2015年11月21日 12:19
いつも楽しく拝見させていただいております

私もハロルドをパッと見で「あっロッドスチュワートだ」と
思いました(笑)
1975年といえばあの「セイリング」歌ってたころですかねぇ。

ラストはなんかコロンボらしくないなぁと思ったのですが
日本独自でしたか!いい情報を得られました。
Posted by 通りすがりの403 at 2015年11月25日 01:04
オスカー・ウェルナー氏演じるハロルドの、冷酷でありながら無邪気さを併せ持つキャラクターが面白いです。最後の他に例を見ないほどの取り乱し方、往生際の悪さも含め非常にエキセントリックでした。
ぼくの持っている完全捜査記録では、このエピソードを解決のフェアさの点から評価していました。確かにハロルドがビデオのアリバイ工作をして画廊に行くという計画自体が、証拠の招待状の存在を視聴者側に気付かせるのに十分なヒントといえると思います。
その他の点では、やはり寝室のピエロ人形のヴィジュアル的にあざやかな手がかりが秀逸でしたね。
Posted by すぴっつ at 2015年12月04日 22:58
最後エリザベスの悲しむ声に心が痛むが、立ち直りは思いの外早いだろう。
エリザベスは身体が不自由ではあるが、周囲の印象と違って自立心が強い。
それまでは、自立心を満たすよりも、周囲の心配を優先させるがゆえに、
静かに暮らしていただけだった。平たく言えば、気遣い屋だ。
だがコロンボとの会話で「壊れもののように言わないで!」や
ハロルドに対しても、自分が会長職へ就こうとする意欲を示すなど、
自立心の芽はふつふつと息吹を出そうとしていた。

そして、愛する夫の逮捕だ。その悲しみは混乱とショックによるもの。
よく考えると、ハロルドは母親を殺したのだ。更に裁判では、ハロルドの
浮気も明確になっていくだろう。
エリザベスはそれまでの自分を改め、時として自分を責めるかも知れない。
もし自分がシッカリしていたら、事件は起こらなかったかも?、と。
そこまで考えを巡らせることのできる感受性の強い女性なのだ。

そこからエリザベス会長、アーサー社長体制の快進撃が始まる。
もう騙されることなどない。信頼できるブレーンで脇を固め、
人材の登用や会社経営に目覚ましい能力を発揮するようになるだろう。
Posted by トレモニ at 2015年12月25日 16:44
「黒のエチュード」と似た構図の作品ですね。
パトロンの義母、美しい妻、婿の立場でありながら浮気性な犯人、そして決め手のビデオテープ。ラストの場面の往生際の悪さまで同じです。
しいていえば、意図せずビデオに映ってしまったアレックス氏と、自分で映しておいてへまをしたハロルド氏の違いでしょうか。
私は人間臭いハロルド氏のほうが好きです。奥さんは甲乙つけがたいなあ。。。笑
この際、奥さん投票もしませんか?
Posted by 子煩悩 at 2015年12月31日 15:57
コロンボとエリザベスの最初の会話。
コロンボ:ヴァンウィックの奥さん・・・
エリザベス:ああぁぁ・・・
コロンボは、既にセカンドネームを把握済みだ。

しばらく会話したのち、コロンボとハロルドの最初の会話。
ハロルド:わたし、ヴァンウィックです。
コロンボ:・・・あの、えぇっと?
ハロルド:ヴァンウィック!!
いきなり、おとぼけモード全開で始まった。

これは、さかのぼってコロンボとエリザベスの最初の会話の流れで読める。
エリザベス:なぜ?なにもママを殺さなくったって、逃げればいいのに!
      なぜ殺したりしたんでしょう?。
コロンボ:まったくです。
この時、コロンボは階上へ上がって行くエリザベスを凝視しながら、
様々な考えを巡らした。その想いを想像してみる。
エリザベスの言葉には真実がこもっていた。それを疑う余地などない。
コロンボは、エリザベスの深い悲しみに対して、犯人逮捕を誓っていた。
コロンボは、それまでも親族の率直な第一声を大事にしてきた。
もし単純な泥棒なら、言われるように殺さなくても逃げればよかった。
ということは、殺しが目的である可能性が極めて高い。
とすると、利害関係のありそうな親族から疑ってかかるのが常道だ。
そこで、自分の推理をペラペラ理路整然と喋っていたハロルドに
目を付けた。コロンボの犯人センサーのロジックに適合する相手が
いきなり目の前に現れたかっこうだ。
「さらば警部補」において、犯人の見分け方をコメントした。
Posted by トレモニ at 2016年01月16日 06:35
みなさん、コメントありがとうございます。この作品に1票追加いたします。奥さま人気投票、将来考えてみます(笑)
Posted by ぼろんこ at 2016年05月04日 18:56
エンディングの奥さんの「嗚咽」ですが…
日本語の吹き替え版だけの演出らしいですけど、
私はこの「嗚咽」は正解だと思います。
夫に対して抱いていた疑念が…決定的になった瞬間です。
今までの「気丈」がガラガラと崩れ落ちてしまうのですから…。
堰を切ったように泣き崩れる、感情のほとばしりとでもいうんでしょうか? 私には反って「美しい」終わり方だと感じました。
Posted by なつお at 2016年12月11日 11:40
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筆者ぼろんこが1970年代にNHKの総合テレビで刑事コロンボに出会った頃は小学生でした。それから30数年後の2009年にNHK BSで再会した時、その素晴らしさにあらためて感銘し、自分なりの解釈をブログに書きためるようになったのでした。